干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

古人の勉強量

 この世界では、専門分野に長けていれば、それはそれで評価されます。
 しかし昔のプロたちは、自分の専門分野以外でも優れたものを残されておりました。
 それだけ、しっかりと勉強していたということなのでしょう。
 漢籍の素養は言うまでもなく、基礎文献はしっかりと読まれていた方が多かったようです。
 現代の人は、どうしても効率を目指してしまいますので、すぐに応用ができるものを求めてしまいます。
 それはそれでいいのですが、気が付いたときには、基礎に戻って勉強すべきだと思います。