干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

方位とりで忘れているもの

 私たちは、方位をとりますが、何のために、方位をとるのでしょうか。
 悪いことが起こらないように、いいことが起こるようにでしょうか。
 では悪いこととか、いいこととかは何をもって決定するのですか。
 それは健康であったり、金銭の面であったりします。
 では仮にお金だとして、お金があることがいいことであり、ないことが悪いことなのでしょうか。
 いや、屁陸地を言っているのではありません。
 実際問題として、お金がある人で不幸な人はたくさんいるでしょう。
 そのあたりを考えないと、方位をとっても、あの先生はどうのこうの、と言われてしまいます。