干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

三合の日

 今日は、三合の日です。
 特に金局ですので、金に関することによいとされます。
 とはいえ、われわれ易の世界では、金は恐れの対象ともされます。
 たとえば、丑寅の金神様というのは、金の神として表示されます。
 恐れの対象というのは、逆にいえば、福にもなるということです。
 今日は辛酉の日ですので、更に金の意味が強くなります。
 私たちが目にする仏像などでも、怖い神が宝珠を持っているという姿があります。
 それは怖い対象ではあるけれども、本当は福の神であるということを示していると理解しています。