干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

吉運とは何か

 運が悪い人は、運が悪くなってから、どうしようかと迷います。
 そういう場合には大概、もうどうしようもなくなっていることが多いものです。
 運のよい人は、運が悪くなる前に、事前に準備をしています。
 万一、運が悪くなった場合には、こうしようと、心がけをしています。
 たとえば、前もって、いよ医師がいる病院を調べておくとか、よい健康法を行っているとか。
 運が落ちてきたときに、その平常時の心構えが役に立ちます。
 そういう人こそが、運がよい人であり、運がよい人というのは、運が落ちたときに供えて準備ができている人です。