干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

占いを信じていいか

 占い、という通俗的な言葉ですと誤解を受けます。
 例えばおみくじを引いたときに、日本人はそのまま信じます。
 ところが、中国では、その卦というかお告げが正しいか再度確認する作業があります。
 ということは、占いで正しくない卦が出るということを信じているのでしょう。
 そのかわり、確認されたものは信じ込むという気持ちが裏にあります。
 では正しくないということは、なぜ起きるのか。
 易神が告げていないのか、気持ちを込めずに振ったのか、邪な心があったのか、いろいろ原因は考えられます。
 その点からいえば、干支九星は時間でもって判断しますので、盤自体への信頼性に迷いはありません。