干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

トラウマは誰のせいか

 人は誕生したあとで、様々な経験をします。
 その過程で、幼い時期に衝撃的な、あるいはそこまでひどくなくても強烈な経験をしますと、心の傷、トラウマになるといいます。
 そのトラウマが結局はその人の、その後の人生を支配することがよくあります。
 とすると、人間の人生は幼児期に決定されるのでしょうか。
 だとすると、私たちのしている干支九星は必要ないのでしょうか。
 干支九星の読み方を取り入れると、そうではないのです。
 干支九星で調べますと、そのトラウマになるような経験をするということが、誕生の段階で決まっているように見えます。
 そういう経験をする時期がいつかその人に来て、その人の運命を決める要件になります。
 どうもそういう説明で間違いないようです。