気学を含めて、九星を含む占術では、年から月、月から日というように思考が進みます。
ということは、例えば同じ学年の人の運気を見るのが先で、個別の人間の運気はそこから絞っていくことになります。
四柱の方は、個人が先であって、生日の干支を中心に考えて、そこから範囲を増やしていく思考です。
あるいは、個人が回りの中でどのように扱われているかを知る方法です。
干支九星の場合には、九星的な発想が先であって、そこに干支の個人的な要素を入れていきます。
とはいえ、まだ四柱のような体系はできていませんので、多少なりともブレが出てしまいます。
これをより正確に、精密に考察する方法を考える必要が私たちにはあります。