占い師さんたちは、お客さんを前にして、どれだけ時間をとれるでしょうか。
時間で料金が変わる体系の場合ですと、なるべく早く答えを出すのが礼儀、と考えるのが人情かもしれません。
プラスとマイナスがはっきりしている場合には、そう難しく考えなくても答えがでることが多いです。
しかし内容が複雑であったり、こちらが不利の場合にはそうはいきません。
その時には、全神経を使って打開策を考えます。そんなときには、どれくらい時間がかかるかわかりません。時間のことなどを考えている余裕はありません。
そういう易者には、時間制に慣れているお客さんは来ませんし、沈黙の時間が流れます。
このスタイルは、易者を名乗る限り、どうあっても変えられません。