干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

コップの水の原理

 お金とか、福を求めて方位をとられる方が多いと思いますが、それにも限度があるはずです。
 なぜならば、コップの容量は変わらないからです。
 水が入っているコップに、さらにその上に水は入りません。
 そこに水を入れるためには、水を捨てるか、あるいは容器を大きくしなくてはなりません。
 容器を大きくするというのはイメージしにくいですので、泥水が入ったコップと思えばよいでしょう。
 底に泥がたまっているコップならば、その泥をかきだせば、更に新しい水が入ってきます。
 その泥を出す作業こそが、毒だしといわれる作業です。
 これが、干支九星によって、一番大切な作業の一つです。