たった八文字で、人の一生を表示してしまうという、四柱推命とは何と魅惑的な運命学なのでしょう。
しかも五行理論を駆使して、独自の解釈をちりばめ、理論を一つずつ構築していく、ある種の芸術のようにも見えます。
もし何の悩みのない状態にいるならば、四柱推命は学問として真っ先に手に入れたいものの一つに間違いありません。
しかし残念ながら、現実は許してくれません。
そもそも自分の生まれた時間を知らない人が多いですし、また様々な悩みは学問が示す通りにやってきません。
この両方の問題を、別の技術とイメージとで補って、人様と向かいあうのに今の時間を費やしています。