干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

ばらばらに考える

 先ほど、上弦の月がきれいに見えておりました。
 雲もちらほら見えましたし、星も見えました。
 私たちの目には、一枚のフレームの中にそれらが混在して見えています。
 しかしながら、よくよく考えると、雲は一番近く、次に月であり、しかもこれが一番明るく、星は多数ありますが、一番遠いものです。
 その星にしても、惑星と恒星があって、距離も人間への影響力も圧倒的に違いがあります。
 人間の命もそうではないかと思います。
 人生には、様々な事象が起こりますが、どれがどこに影響して現象として起こったのか。そこを調べないと、命の説明ができませんし、解決策が出ません。
 実はここが、一番厄介な部分だと思います。