干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

理由は問えず

 鑑定盤はあくまでも、現世の話です。
 この世の中において、どういう状況にあり、どう変わっていくか、場合によっては、どうすれば開運できるかの話に限定されます。
 仏教思想の輪廻の思想を入れれば、過去世の行いが現世の苦しみとかかわっている、という話ができるかもしれませんが、証明しようがありませんので不可能です。
 しかしながら、よくよく星を見ていくと、何かしら深い縁のある人というのがあって、その方々を見てくと、どうしてもこの世の中の星だけで説明ができるとは思えません。
 しかしあくまでも出ているのは現象世界であり、ここを変えることのみが干支九星の本来の存在意義です。