干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

ピザは歩いてこない

 どこかのピザ屋さんの看板に、おいしいピザは歩いていけません、というようなのがありました。
 どこかの英語か何かを直訳して使っているのでしょうが、これは干支九星にもあてはまります。
 家や物は自分からは動きません。しかし人間は自由意思で動きます。
 これこそが干支九星を難しくしているポイントでもあり、四柱推命が当たらない理由でもあります。
 人間は動くことよって、命に変化が起きるのです。
 それがいい場合と悪い場合とがあり、ひどい人の場合には、魂まで入れ替えてしまったのではないかと思われるほど、乱れたなくなり方をしている人もいます。
 神は人間の自由意思を尊重されるということですが、まさしく自分で選んだ生き方がその人を決定します。