干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

事象は何のために

 九星の事象を勉強いたしますが、一つのものを表すのに、いくつかのものが考えられます。
 それを説明するのに、体と用という考えが言われています。
 例えば「夜」というのは、すべて陰ですので2黒を体とし、暗いので1白を用とするようなものです。
 そういう違いなら理解はできます。
 しかし先人の事象の取り方を見ていますと、どうしてそうなのか、不明なものがたくさん出ております。
 それは何か特別なお考えか、実践かによるものなのでしょうが、おそらく間違いであろうというのもあります。
 私たちが事象を勉強するのは、ひとえに鑑定盤のためです。
 その事象が正しいかどうか、鑑定を通じて確定していきたいと思います。