干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

予言と引き合わせてはいけない

 今回のウイルス問題ですが、昔から予言されていた、という話があります。
 こういった人類全体にかかわる大問題は、もし予言者という人がいたならば、それは確かにわからなかったら偽物であると考えるのは当然かもしれません。
 しかしながら、仮にそれが正しいものであっても、昔の予言と現在の状況を、引き合わせて考えてはいけないと思います。
 なぜならば、仮にその予言が正しいものとあるとしても、人間の不幸を予言して一体何になるのか。
 人間が成長するために必要なハードルならば、予言を見るのではなくて、宗教書を見て自分を高めることをすべきではないか。
 当たったはずれたのレベルならば、安っぽい占いと同じではないか、と考えるのです。
 大本事件から、人間は全く進歩していないものだとつくずく感じます。