干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

昔からある方位思想

 日本には方位の考え方が、中国思想を受け入れた当初から入って参りました。
 しかし、現在多くの人が使用している方位の考え方は、昔あったものとは同じではないようです。
 この方位思想は、ある時代から宗教家も採用するところとなりました。
 その結果、宗教をしている者は、その悪い方位を犯した者を、どのようにして救うかということも求め始めました。
 ということは、昔の宗教家も、方位の影響を実体験として認めていたということです。
 現在でも、方位除けというご祈願が、神社仏閣で行われているのがその一端です。
 そして人を本気で救おうと思った者たちは、本当の功徳を出してきました。