干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

本人には一部分でも

 お客さんは、このことが聞きたい、といっておいでになる場合がほとんどです。
 これは心情としては、当然理解できることですが、ではただ単に、それにこたえるだけでいいかというと、そうではありません。
 いわゆる、占い師に求めることがそういうことだから、仕方ない面はありますが、それでは足りません。
 それだけでいいという場合には、無理して全体像を見たりはしませんが、基本的には、その人の運気を押さえてからでないと答えは出ないのです。
 というのは、例えば車をどちらから買ったらいいかという話が来ますが、車を買うことが、その人にとっていいことなにかを先に拝見してからでないと、答えが出ないということなのです。
 ですから、鑑定には時間がかかるものなのです。