干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

山地剥の不変

 甘かった実例を一つ。
 去年の冬至に、令和二年の日本の年筮を中筮で立てて、山地剥の不変卦を得ました。
 そもそも大艮の卦ですので、オリンピックの後、大きなブレーキがかかるものと判断いたしました。
 というのは、オリンピックが止まるというようなことは、不変の卦で示すはずがないという先入観があったからです。
 しかし実際には、オリパラの延期が決定されました。
 公表しているのではないし、周りの人に少し言っただけのことですが、自戒を込めてはずした実例として公表しておきます。
 こういう悪い卦の場合には、不変であっても、大作用を出すということを、身をもって知りました。