干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

体と用で見る事象

 事象というのは九星にすると、いろいろあります。
 わかりやすく理解するのに、体と用の関係からみるとよろしいです。
 体はそれの本質であり、用はそれの働きです。
 例えば、コロナ・ウイルスにしましょうか。
 体からみますと、これは目に見えないものですので、1白と取ることができます。
 また逆に用からみますと、ひとに害を与えるものですから5黄ととることができます。

 また、広がっていきますので、作用のある面では4緑と取ることができます。
 このように、どの側面から見るといいか、事象の勉強になります。
 ただし、体にしても用にしても、一つでないものもありますから注意です。