干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

易を使った反省とは

 たとえば仏教などには、懺悔法があり、自分の行ってきた行為を反省するという方法があります。
 では易においては、反省ということはないのか。
 反省というと大げさになるかもしれませんが、自分の短所を変えていくということです。
 そうしますと、例えば6白性の強い人は、自分の意見を曲げないので、それをなくすようにする。
 2黒性の強い人であれば、積極的に動いて力強く生きていく。
 そんな思想に基づいて行動することができ、それでもって性格や性質を改善していくという方法があります。
 中国で生まれたこの実学は、宗教ではありませんので、この点は少し弱いですが、開運には欠くことのできない点です。