干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

ひとつひとつ

 この学問は、勉強する内容が多いです。
 ですから、時間がかかります。
 そういう点では、若いころから始めた方が、高い所まで行けるでしょう。
 かといって、基礎を飛ばしていくと、途中で挫折します。
 わからなくなったら、何度でも基礎に戻る勇気も必要です。
 おもしろいなと思ったことに、ある先生のグループでは当然のことを、他の先生のグループでは知らなかったり、あるいは逆だったりということが多いことです。
 ですから最初についた先生のクセが付いてしまうのは、仕方ないことかもしれません。
 とはいえ、基礎はどんな人にも不可避なもので、基礎から一つ一つやることが近道なのでしょう。
 自分も何度もやめようと思いました。しかしいつの間にか戻ってきていました。
 そんなことの繰り返しです。