干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

御礼参り

 お正月に、日本人は初詣に参ります。
 これは昔ながらの風習で、残すべきもの、残っていくものであろうと思います。
 そんな中、今日、御礼参りをしてきたという話を聞きました。
 神仏に祈願をかけて、何とかよくなったというので、御礼に行ったそうです。
 実はこの心が開運を続けさせる、重要な要素なのです。
 お願いをしてよくなった、それきりでいたならば、神仏様もあきれてしまい、次のときにはこちらを向いてくれません。
 しっかりお礼をして、常に謙虚でいなくてはなりません。
 方位を取るにしても、人間様が勝手に方位をとったのであり、誰の世話にもなっていない、と考えるのはご自由ですが、最後の最後、微妙な箇所で開運ができなくなってしまうのです。
  「そんなこと皆知っている」ことみたいのですが、ここにお書きしたのは老婆心からです。