干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

ありえないこと

 電車に乗って座っていますと、ついうとうとと寝てしまうことがよくあります。
 そんなときに、夢かうつつかわからない状況で、頭を激しく揺さぶられました。
 夢なのか、いや違う、とすると、何の災いか、暴力か、どう立ち向かうか。
 一瞬そんなことを判断して、目を開けますと、前に立っていた若い女性が、ああ、すいません、とパニックのように謝っています。
 電車の揺れに、どこかにつかまろうとしたのでしょうが、ていねいに両手で私の頭を押さえて、身を維持するためにゆすったのです。
 何とあり得ないこと。人生初めてのことです。
 次の駅で女性が降りたあと、この事象を卦で考えました。
 その日、先祖様に関する大切なお話をさせていただいた、その咎めの一種であるとわかりました。
 ですが聞かれた方は、有益であったということを理解し、さらにその日から数日後に起きるであろうこともメモしておきました。
 答えはもうすぐ出るはずです。