干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

家系にもたらされる影響力

 人間は一人で生活しているのではありません。
 独立している人であっても、周りの人たちの助けがなければ、誰も生きてはいられません。
 人は親から生まれます。その時点で、すでに人の助けが必要なわけです。
 そして人が家族となって、ひとまとまりになると、これまた個人とは別の形での集合体ができます。
 いわゆる家族というものは、個人の星とは別な形で動きます。
 家族には、多くのご家庭では仏壇があり、先祖を祀っています。
 仏壇はその家族のよりどころであり、同様な意味でお墓もよりどころです。
 この先祖のことを考えることによって、その家族、家系の方向性が決まります。
 それを干支九星では計算までしてしまおうというのです。