干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

何が繁栄かという問い

 平成の時代は、失われた二十年とか三十年とか言われていて、日本の国際競争力が落ちた時代とされています。
 とすると、繁栄というのは、もう一度高度経済成長期のような時代に戻るということでしょうか。
 昭和の時代を考えなおしてみますと、経済的には豊かになりましたが、日本の美徳が随分と失われ、物質中心の社会になったように思えます。
 そういう、驕った心をもった人間のままで物質的な繁栄をすることが幸せでしょうか。
 平成が終わった今、本当に幸せというのは何かを押さえつつ、その上で物質的な繁栄も志向すれば、令和の時代にもしかして再度の繁栄があるのかもしれません。
 本日のお参りで、いろいろ考えさせられました。