東京では少なくなっちているのでしょうが、地方都市にはまだまだ味わい深い家がたくさんあります。
始めて訪れた町に一見の家を見つけました。
店をなさっているお宅でしょうか、たばこの看板と、そして土間があります。
中の方には、椅子とテーブルが置いてあって、その土間を上がったすぐの所に、これまたちょとした机が置いてあります。座布団もぴったり合った模様で落ち着いています。
きれいに掃除がしてあって、何か一つの芸術を見ているような感動を覚えました。
どなたも見えなかったのですが、外から少し観察をさせてもらいました。
こんな地方の、言っては失礼ですが、そんなにお客さんの数も多くないお店で、これだけおしゃれに、そして誰に褒められるのではなくて、お店をなさっている。
この家のご主人は、なんと贅沢な、何と美しい生き方なのかと感動いたしました。