干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

次元を変える

 干支九星は、日常生活を越えており、あえて表現するならば、次元を超えています。
 ですから、時々鑑定を受けるというような方でしたら、一種のすごい衝撃なのでしょうが、これを身に着けようと思うとまた違う苦労があります。
 日常生活の中に、新しい思想である干支九星を入れるには、なるべく多く、できれば常に干支九星を思うほどにならないと難しいです。
 一番それは、苦難に面したときにわかります。
 今までの日常的な智恵でもって解決するのか(これは当然大切なのですが、一度これを離れなくてはなりません)、干支九星を優先して考えられるかです。
 干支九星を極めようという日常の精神的な努力が、長い時間のあとの次元の超越につながるものと信じます。
 ですから、九割以上の人が極められません。