干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

中宮の考え方

 今月は6白ですので、主人とか社長とか、そういう方々が話題の上ります。
 しかし本宮であるのは乾です。
 乾には7赤の暗剣がとどまっています。
 ということは、主人とか社長にはよくないという判断になります。
 中宮に入った場合には、本来の場所が占拠されてしまってよくないわけです。
 一つには、中宮は5黄の所在場所ですので、5黄の作用を受けるからです。
 もともと5黄が土星で、6赤は金星ですから、相生となって親和性はいいのですが、5黄の作用は、なかなかどうして強い物を持っています。