干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

方違いとは

 悪い方角に行く場合には、行き方があります。
 最終的には目的地は同じなのですが、時間をずらしていくという方法です。
 悪い方角でなくなる時間まで待って、そこから行く方法です。
 あとは一度別の方角に移動して、それから目的地に入る方法です。
 これですと、三角形を作って目的地に行くことになります。
 いわば、ぬかるみを避けて歩いていくようなものであり、これも人間の智恵です。
 この方違えは、古代から行われています。