干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

わらにすがるのは

 お客さんが、わらにもすがる思いで来たので、何とかしてあげたい、というのは全うな感覚だと思います。
 しかしながら、相手に同情し、相手と一緒に落ち込んでしまってはいけません。
 一緒にわらにすがって、水に沈んでしまいます。
 自分はしっかりした足場の上に立ったうえで、心をしっかりもって、判断を進めるべきです。
 そういう立場をとって、初めて本当に相手様を何とかすることができるのです。
 相手様への気持ちは大切ですが、その気持ちをどう発現させるか、がより大切です。