干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

同盤の月

 五月節は、八白年八白月で、九星の同盤です。
 同盤のときには、計算がしやすいといって、通称、気学の方々が方位取りをなさいます。
 確かに表の盤としては、年月ともに同じですので、一見計算がしやすいです。
 しかしそれは本当でしょうか。
 というのは、裏盤というのがあるからです。同盤になった場合には、裏盤が表面化するとしています。
 とすると、計算が簡単であるとはいえなくなります。
 むしろ同盤のときには、十分に気を付けていただきたいのです。