干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

ありえない仮定

 恐らく8年前の地震を、正確な場所と日時を当てた易者はいなかったでしょう。
 ありえないことですが、しかしもしいたら、その人はどうしたでしょうか。
 危険を告知して、避難するように伝えるか、あるいは事後対応するように話すか。
 そもそもそういう易という、社会的に認知されていないことに基づく話をする人は信じられないでしょう。
 そうすると知人とか友人とかのみに伝えたか。
 日頃の備えや、公共的な支援や訓練は社会全体として必要ではありますが、私たち易に関係する者たちが何をなすべきか。改めて考えさせられました。