干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

星を表記するのに

 例えば、九紫生まれの人ですと、丑年、辰年、未年、戌年生まれの四種類があるわけです。
 その区別をするために、例えば「辰の九紫生まれ」と表記します。
 しかし、今の約五十三歳の辰九紫と、三十六年違いの十七歳の辰九紫生まれ、それに八十九歳の、三種類の人がおいでになるわけです。
 その区別は本当は、十干でもって区別をしますが、必要がほとんどないので、辰九紫とのみ表記します。
 もちろん鑑定の場合には、何年生まれかをり聞いたうえで鑑定になります。
 これだけさえも、一般の九星のいう九紫というだけからは、詳しく分類されることになります。