干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

失われた風習

 過日ある寺社にお参りしてまいりました。
 そこには門前商店街があり、繁盛していたということです。
 しかし今回初めて参りますと、シャッター通りになっています。
 その商店街が繁盛していたのは、必ずお店の人が開店前にそこの寺社にお参りしてご挨拶をしていたというのです。
 現在もそういう風習があるのか聞いてみたのですが、一代前の人はそういう気持ちの人があったようですが、現在の人は、いないんじゃないですかあ、ということでした。
 もちろん、単なる風習ではなくて、あくまでも感謝の気持ちの表れのはずです。
 気持ちが失われれば、お客も減るという相関関係が全くないとは言えません。
 残念といえば残念なお話でした。