干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

世の中を見る必要

 干支九星をもって、世界で起きること、日本で起きることを予測することもあります。
 開運は個人が主体なのであって、世間のことを見る必要はないというお考えの方もおられると思います。
 しかしながら、私たちは世間の中に生きております。
 また、自然の中に生きております。
 その自然の気に従って生きることが、本来開運なのですが、その自然の気が狂うこともあります。
 そのとき、現在のように、気が狂う時代にあって、私たちがどのように生きていくべきなのか。
 そういうことを知る智慧のようなものも必要に思います。
 計算した方位がいいから引っ越せ、という無責任なことは決して言えません。
 その人の状態、どこまで自然のままなのか、違っているのかを拝見したあとでありませんと、お話できません。
 あれこれを考えたあでとでないと、お答えできないのです。
 干支九星にしても、易にしても、コンピューターのような計算はなじまないのです。