干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

易と神

 易の道を進まれた先人の本を読んでおりましたら、興味深いことが書いてありました。
 易とは易の神様がつくった合成酒のようなものなのだそうです。
 お酒というのは、人間の口に合うものと合わないものがあるようですが、人間が飲んで美味しいように、わかりやすいように合成していただいたものだというのです。
 なるほどと感心いたしました。
 ここでの易は干支九星と同じ意味で考えてもいいと存じます。
 私たちは、易あるいは干支九星という、大変に得難いものを与えられているのです。
 それをまずいとか、飲みにくいとかいうのは、努力が足りないと言われても仕方ありません。