干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

執着がすぎると

 人間は何ものか、神仏に守ってもらいたいと思うものです。
 いざという時に、救いの手を差し伸べられることを望むものです。
 しかしそれは神仏だからいいのであって、例えば亡くなったご主人がいつもそばにいるというと、これはまた事情が違ってくるようです。
 それにそもそもいつもそばにいるというのは、相当なる執着ということになり、はやりそれはそれでよくないようにも思えます。
 どちらにしても、人間というのは、自分勝手なものです。