干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

理由はけっこう難しい

 私たち、干支九星を行っているものは、簡単に十二支も九星も回座させます。
 それはそれでいいのですが、ではどうしてそう動くのかということになりますと、大変に説明が難しいです。
 天体を観測しての星を出すという考えかた、実在はしないのだけれど、そこに星があると考えるとつじつまがあうという考え方、星は関係なく、実体験を積み重ねて計算を出すという考え方、いろいろあります。
 そして干支九星の場合には、このすべてが入っているのです。
 ですからどうしてそうなるのか、というお話はできない場合が多く、いきなり星の計算方法に入ってしまうのです。
 しかし本来は説明があってしかるべきだと思うのですが、どうしてなのか、に説明ができない箇所が多いのです。
 実際にあたるということによって、理解していただくしかないのかもしれません。
 私たちがまだそこまで到達していないということなのでしょう。