私たちは、先人の書いた本を読みます。
それはその場所からスタートできるからです。
しかし実際には、その書いてある内容を理解することをしなくてはなりません。その間に自然に実力がついていくものです。
そしていろいろな記述を見ますと、当たり前のことのようなことも書かれています。
というのは、いろいろな経験や実占をして、結局は当たり前のことに戻ったということなのでしょう。
当たり前のことというのは、一つの道を究めるということでもあるでしょう。
これはこの占い、これはこの占いといって、さまざまな手を使う人もいますが、レベルにもよります。
一つの占いを究めれば、自然の他のものも会得できるように感じられます。
そして先人たちは、その一つを究めようとして努力をし、その姿が本の中に出ているのです。