干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

時代と人とともに

 占い師は、時代とともに生きています。
 その時のある程度の法律やら、制度やらも知らなくてはいけませんし、常識やら、世論などにも敏感でなくてはなりません。
 その塩梅でもって、お客さんが一番いいような状態にしていくわけです。
 占い師のもっている常識とか、価値判断などに左右されていると、お客さんがよくない場合があります。
 まさしく占い師は時代を知らなくてはならないですし、それを口で伝えなくてはなりません。
 比べていいのかどうかわかりませんが、一流のクラブに勤めている女性は、毎日何紙も読んでいるといいます。そうしないと話がついていかないのだそうです。
 占い師はさらに先に行かなくてはなりません。その何紙も読んでいる情報を踏まえて、その上で最良の進路に進んでいってもらうのです。
 ですから本当は、簡単に占い師などにはなれないのです。