干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

縁を大切にしたいと思いつつ

 鑑定をしてほしいといって電話をされる方、メールをいただく方がおいでになります。
 もちろんこちらは、自分の能力と知識の範囲で、先方様をよくしてあげたいと思うわけです。
 その心なくしては鑑定ができません。
 変な言い方ですが、その方がよくなるのならば、どの占い師に鑑定してもらってもいいのです。
 しかし途中で離れていってしまう方がおいでいになります。
 自分の力不足もあると思います。何か不足を感じられたのだとも思います。それは認めます。
 しかしそれ以上に、その方の持っている因縁が深い場合には、自然と先方様から切れていくのです。
 これは自分にはどうしようもありません。そういう方さえも包み込むという考え方はできません。
 それをできると断言する人は、本当に人様を扱ったことがないのではないでしょうか。