干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

手を合わせる心

 私たち易をする者は、人をよき方向に導かなくてはなりません。
 そのためには、その人を見て、不足している部分を補うように指導するわけです。
 それが、星的に不足しているのは一時的にでも補えますが、心の部分になりますと、これは手間がかかります。
 それは自発的でなくてはなりません。自分が気がつくまでということになります。
 手を合わせて神仏に祈るという姿です。こちらにもっていくわけです。
 特定の宗教をすすめるのはどうかと思いますが、手をわせる姿勢は大切です。
 その気持ちが、指導のあとで、さらにまた問題が起こったときに、役立つわけです。
 苦境に出会ったことをきっかけとして、手を合わせる方向に導くのですね。