干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

占い師の質が落ちた

 占いをしてもらう人の所に訪問する人が減っているのだそうです。
 この夏からは特に顕著で、どこでもひどいという話でした。
 どうもその原因の一つは、占い師の質が落ちているということらしいのです。何でも本を少し読んだだけで人さまの相談を受けている人もいるようです。
 質問に答えないで、自分の知っていることだけを話して終わりにする人もいるそうです。
 あるいは、規定以外のお金を要求したり、無意味に時間を延ばしたりする人もいるのだそうです。
 そういう人に会いますと、確かに見てもらうというのをいやになるお客さんが多いのは当然でしょう。
 わからないなら、わからないといえばいいのです。お客さんに占い師が育ててもらうということもよくあることです。 テレビの悪影響なのでしょうか。お説教だけをする場合もあるようです。
 世間で詐欺を働く人はいますが、それは罰を受ければとりあえず解消されます。
 しかし人様の心を食い物にして、しかもお金を受け取り、何の反省もないような人は、世間で決められた以外の世界からの規律が働きます。
 そちらの方が、数倍恐ろしいといわれています。
 それをどう考えて、毎日平気な顔で生活してるのでしょうか。