干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

軽んじてはいけない

 易者になる人が増えているようです。易者になるためのハウツー本もあるようです。
 それ自体は決して悪いとは思いませんが、本を2、3冊読んだだけで易者の看板をあげている人もいるようです。これは大問題です。
 そういう人は易者を何と思っているのか。単なる商売、楽な金もうけとでも思っているのでしょうか。もしそうでしたら、すぐに心を入れ替えるか、辞めていただきたいと思います。
 易者は、言葉でもって人さまの運命を左右してしまう職業なのです。聞いてくるお客さんは真剣です。その真剣さを受け止めてあげないといけません。
 仮に易の技術が劣っていても、マジメに聞いてあげることはできるはずです。それをしないで、適当なことを言って、お客さんの人生を狂わせてしまう人がいると聞きました。
 全くもって困ったものです。