干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

頭より心

 頭の大きい人はたくさんいます。理屈を言ったり、原理をいったり、筋を通すとかいって、世の中を乱す人です。
 遵法闘争というのがありますね。理屈通りにするのが正しいのだけれど、そうすると世の中がうまくいかないのだと。
 その中でどこで手打ちをするかです。その理屈さえわからない小賢しい連中がハバを効かせているうちは日本はだめです。
 頭がよくても心がなくては、鑑定も何もできません。誰かの専売特許ではありませんが、そういう人は地獄行きを止められないでしょう。
 それは自分で地獄を求めているのです。地獄があるのかどうかは知りません。でも知識を振り回す人は、真面目に働いている人より劣るのは間違いありません。
 そういう方の、死後のことには責任もてません。