干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

コントロールできない心

 自分の心はなかなかコントロールできないものです。
 たとえば、人からひどい仕打ちをされた場合、心は恨みの念で満たされ、相手を怨みます。
 そうするとその念はどこまで行くのか。相手だけですめばいいですが、それだけでない場合が多くあります。相手の家族などの場合もあります。
 ではその念はどこまで行くのか。
 それがわかればいいのですが、一度恨みの念を持ってしまい、特にそのままなくなってしまったような場合には、どこまで行くのかわかりません。
 恨みは、往々にして相手の家族を不幸いしていることが多いのです。

 亡くなったあと、自分の念の影響力の大きさに驚いて悔むような場合もあります。