干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

意味のない鑑定

 私たちがやっているものは、どのようにして生きていくのか、生きる方針を指し示すことであります。それとははずれたことを言ってもしょうがないのです。
 意味のない鑑定の一つに、過去を当てることがあります。過去を当ててどうしようというのでしょうか。
 これはこういう説明ができるというのならいいですが、それだけでは全く意味がありません。
 次のその家族の人がどうしたらよく生きることができるのか、それを考えて、指し示すことができない限りは、やっても意味がありません。
 それはいたずらに時間を無駄にしているだけではなくて、学ぶ者の妨げにもなるのです。