干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

修行に行く理由

 易者をやっているのに、修行をするというのは何事だという考えもあろうかと思います。
 易者は宗教家ではないので、別の問題だという意見もあります。
 もちろんそうであろうと思います。

 しかし相談者を本当によくしてあげようと思ったならば、どうしても宗教的な話しをしなくてはならなくなります。
 そしてその場合には、言葉だけではだめであって、同じように宗教的な感覚を持たなくてはならないのです。そうしませんと、指導に迷いが出ます。

 そういう意味から考えると、すべての易者は修行者でもあると言えます。
 それをしていない易者は、どの程度の指導ができるのか疑問です。