仏像をお祀りして、拝まない間は構わないのですが、拝みだしますといろいろな事象が出ます。
仏像は作者の気持ちが入ります。それに拝む人の気持ちが入ります。もし古い仏像でしたら、今まで拝んできた人の気持ちが入ります。
個人の願望を叶えるのではなくて、多くの人の救済のために作られた仏像は、その働きも大きなものとなります。
そういった仏像を拝みますと、仏像自体がどうあるべきなのか、という所から動き出します。
祀る場所とか、祀り方とか、いろいろです。それが整いますと、力をお出しいただけるのでしょう。