干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

後ろに感じるもの

 人さまの指導をさせていただきます場合、鑑定盤が大切なのは言うまでもありませんが、その人を見るのも重要です。
 その人が体で示しているものはないのかどうか、一応見るではなく見ます。

 人生を背負うとは言いますが、その人の背中に持っているものがあります。その持っているものが、ある場所では明確になります。
 あるいは、ひとつのことに集中しておりますと、ふと出ることもあります。

 そういった空間というか、場を作ることも大切かもしれません。人相を見る場合には、光の加減が必要であるのと同様に、多少の工夫を考える必要があるのでしょう。